中学生になっても爪を噛んでいる、と気になっている親御さんは多い。
「小学生の頃から言い続けてるのに全然変わらない」という声をよく聞く。
思春期になると余計に難しい
幼い頃と違って、思春期の子に親が直接何か言うと反発されることが多い。
「また言ってる」「うるさい」となりやすい。
爪噛みそのものをどうにかするより、「どう関わるか」を変えた方が結果が出やすいと思う。
直接言うのをやめた話
あるお母さんから聞いた話。
毎日「噛まないで」と言い続けて、子供との関係が微妙になってきた。思い切って言うのをやめた。
代わりに「爪、きれいにしてみない?」とネイルシールを買ってきた。女の子だったので反応があって、「これ剥がれるから噛みたくない」と自分で言い始めたらしい。
強制じゃなく、「きれいにする理由」を作る方向に切り替えた。
苦味コーティングを本人に選ばせた
男の子の場合、ネイルシールは難しい。
別の方法として、苦味コーティング剤を本人に「試してみる?」と聞いて、本人が選ぶ形にした親御さんがいる。
「やらされてる」じゃなくて「自分で選んだ」にするだけで取り組み方が変わるらしい。
爪噛みがストレスの出口になっているとき
受験期や部活の時期に特に噛む、という場合は、爪噛みがストレス発散になっている可能性がある。
この場合、爪噛みだけを止めようとしても難しい。別のストレス発散の方法を増やす方が根本的な対処になる。
「なぜ噛むか」を責めるのではなく、「何がしんどいか」に目を向けることが大事かもしれない。
時間がかかることを覚悟する
子供の爪噛みが完全に止まるまで、早くても3〜6ヶ月はかかる。
親が毎日気にしていると子供にも伝わって、かえってストレスになることがある。「気長に」を前提に関わる方がうまくいきやすい。
個人の体験・見聞きした話をもとに書いています。症状が気になる場合は小児科・皮膚科にご相談ください。